「ソムリエ松野のワインのお話番外編」
2024/04/17
「ソムリエ松野のワインのお話番外編」
「6年ぶりに上京しました」
10代の頃から仲良くしています
甲斐君と加藤君を訪ね、2泊しました
両名ともソムリエで別府出身です
2人の店が銀座にあるので宿は
GINZA6の前にとりました
1日目は師匠の荒井基之さんの店
ヴィーニディアライに伺いました
相変わらずのマシンガントーク
66歳になり閉店の噂もあって伺ったのですが
元気そのもの私が負けそうでした
私の大好きなイカスミのリゾットの作り方
古酒の飲み方など
私が最近疑問に思っていた事を沢山質問できました
ワインの抜栓などは
剣持さん荒井さんが日本のトップです
おまかせで出して頂いたワインは1979年
ブルネッロディモンタルチーノ・アルジャーノ
でした昔話に花が咲きます
私がソムリエを目指したのは荒井師匠に
憧れたからです
当時ワイン特集のブルータス表紙にもなりました
ワインの見極め(当主が変わって息子と父のワインの話をしてたらがっかりしてそれ以来そこのワインを置いてない)とか
(ヨーロッパが温暖化で酸味のベースが
しっかりしたワインが作りにくくなった)など
色々と教えて頂きました
100%頭が下がる方が私にいることは
とても嬉しい事です
2日目は小田急時代の後輩が
東京で有名になってしまって(当時はホールをしていましたが22歳から料理人です)
27年ぶりの再会です
現在は代官山のアルモニコという
イタリア料理店のオーナーシェフ佐々木です
イタリア修行時代勤め先が星をとって
そこから帰国、有名シェフの仲間入りです
大分の魚をコンセプトにしてます
彼も大分出身です
数年前職員を研修で大分に出してその時
研修先が私の店でまた話をするようになりました
星を取った時の料理
カラスミ、黒トリュフなど出してくれました
料理1品につき1つのワインペアリングで
出してくれました
もちろん全てイタリアワインです
ちなみに全テーブル大分出身者が来店しており
さながら代官山の大分ナイトになりました
ここでも大分での共通の友人の話で盛り上がりました
特に北イタリアのポルチーニ、白トリュフは大変参考になりました
かなり昔は無理を言っていた様で
少々反省もしました
佐々木君から
「1番好きなワインは何ですか」と聞かれ
「バローロ モンフォルティーノ ジャコモです」
と答えました
にっこり笑って佐々木君も「僕も一緒です」
ワインも私も佐々木シェフもそうです
時間をかけなければ得られないもの
熟成を感じました
3日目はポールボキューズ
近代フランス料理の巨匠お亡くなりなっていますが
クラシックな伝統料理です
牛ステーキにフォアグラをのせてペリグーソースに
ボライユのソースを乗せるという料理です
エスコフィエが初めて作ってボキューズが
有名にした料理です
今回の旅で感じた事は大分の食材、シェフ
サービススタッフ全然負けていません
私が若い時とは全然違います
当店の若手スタッフも有名店で十分通じると
再確認しました、本当です
これをご覧になってるサービス業の皆さん!
自信を持って下さい
お互い頑張りましょう!!
たかし、のりおお世話になりました
ありがとうまた連絡するね
ソムリエ松野
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